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広報と営業の違いとは?両者の連携と使い分けが重要な理由【PRのヒント】

営業をする人

広報と営業の仕事の違い

前回は活動内容を混同しやすい広報と広告について解説しました。

今回は広報と近しい位置にある営業との関係について解説していきます。

企業の中で営業や広報など、対外的な活動を担当する部署は多く存在します。

ではそれぞれの違いとはどこにあるのでしょうか?

この記事では、営業と広報のそれぞれの役割や仕事内容に焦点を当て、両者の違いについて説明していきます。

前回の記事はこちらから

PCで仕事をする人

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広告と広報の違いとは?それぞれの特徴や使い分けを解説【PRのヒント】

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広報の仕事内容

広報と聞くと、一般的にはメディアに向けてプレスリリースを発信したり、記者会見の対応をしたりするイメージがあるかもしれません。

これらは確かに広報の業務の一部ですが、実際には広報には社内広報と社外広報という2つの側面があります。

社内広報は、企業内部での情報伝達やコミュニケーションを担当します。

これは社員間の情報共有や企業理念の浸透、社内イベントの宣伝などを含みます。

一方で社外広報は、外部の利害関係者に向けて企業の情報を発信し、企業のイメージを構築・維持する役割を果たします。

具体的には広報キャンペーンの企画・実施、社会への貢献活動の広報などが含まれます。

営業の仕事内容

営業職は、一般的に「売上の拡大」を担当します。

様々な商品やサービスの提案や販促活動を通じて、企業の売り上げを向上させることがその役割です。

営業職が取り扱う対象は、目に見える製品だけでなく、サービスやシステムなど目に見えないものも含まれます。

営業職は製品やサービスを販売する役割を果たすため、顧客に対して商品プレゼンテーションを行い、契約や受注を獲得することを目標とします。

しかしながら、プレゼンテーションに至るまでの過程も基本的には営業職が担当することが一般的です。

営業活動全般を担当する営業職の場合、大まかな業務の流れは以下の通りです。

1.顧客のアポイントメント取得
2.顧客の元で要望、課題のヒアリング
3.課題解決のため自社商品を提案
4.受注、納品、アフターフォロー、次の顧客へのアプローチ

また、企業によって、クライアントが一般の消費者であるか、それとも企業(法人)であるかという違いがあります。

企業向けに営業活動を行う企業をBtoB営業、個人消費者を対象とする営業をBtoC営業と呼称します。

広報と営業の違い

社外広報と営業は、その役割こそ大きく異なるものの、実はどちらも対外的なマーケティング活動において密接な関わりがあります。

広報は、外部に自社の活動内容を知らせることで知名度の向上、ファン獲得に努めます。

対して営業はマーケティングの過程で獲得した見込み客のリストを活用して、アポイントメント取得などの営業活動を行うことがあります。

広報はマーケティングの一部ですが、営業はマーケティングをもとに行う次の段階と言えます。

広報と営業は異なる点もありますが、まったくの無関係ではなく、企業という組織内でマーケティングを通じてつながっているのです。

広報と営業の違い の まとめ

  • 広報は知名度を向上させ、ファンを集める
  • 営業は広報活動から得られた見込み客に対し営業する
  • 広報と営業はマーケティングの流れの中でつながっている

今回は広報と営業の違いについてご説明しました。

営業と広報は部門は違ってもマーケティングという流れで協力することが大事です。

広報担当者の方がいる場合は営業担当の方と的確に連携し、より効率よくマーケティングを進めていきましょう。

もし広報をする社内リソースがないという場合は、広報の代行サービスを使うこともひとつの手です。

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